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鳥居みゆきの小説「余った傘はありません」文庫化

2012年に出版された鳥居みゆきの小説「余った傘はありません」が文庫化されることが決定したようです。
発売は2015年2月10日で、ハードカバー版と同じく幻冬舎から出る予定となっています。
折しも、やはり芸人の又吉直樹の小説が伝統ある純文学系の文芸誌「文學界」に掲載され、増刷がかかるという異例の事態となっていますが(この手の雑誌は通常なら増刷がかかることはありませんし、そもそも部数も微々たるものです)、僕としては、その前に鳥居みゆきに声がかかってもおかしくなかったのになあ、と思っています。特に「文學界」は、ここしばらく買ってないので最新の傾向はわかりませんが、わりと風変わりな作品でも掲載してくれるというイメージがあったので、密かに期待していたのですが。
鳥居みゆき、最近は小説を書いていないようですけど、ここらで一発長めのものを書いてほしいですね。どこか声をかけてくれる文芸誌はないものか。
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tag : 芸人 お笑い 鳥居みゆき

シェイクスピアフェスティバル2014『じゃじゃ馬ならし』

東池袋のあうるすぽっとで、江本純子脚色・演出、鳥居みゆき主演のシェイクスピア劇『じゃじゃ馬ならし』を観てきました。
もともとシェイクスピア劇は好きなので(特に大学時代は結構まとまった数を観ていました)かなり楽しみにしていたのですが、うーん、いろいろと首を傾げざるを得ない、というのが正直な感想です。
服装や舞台が現代風になっていたり、原作にないいろんな小ネタを挟んできたりするのは別に構わないと思います。シェイクスピア劇に対するそのような演出は、すでに舞台でも映画でもさんざん行なわれています。問題なのは、今回の場合それがきちんと「装置」として機能していないことなのです。だから、そういうネタは単に乱雑にばら撒かれているだけで、観客を引きずり込むためのエンジンたりえていない。ときどき挟みこまれるギャグも唐突で、しかも変に古くて微妙なものばかりであり、観客と感覚を共有できていない。要するに、アイディアを思いつくまま片っ端から突っ込んだはいいものの、それらがことごとく死んでいるように見えるのです。
役者の動きも乱雑で無駄なものが多く、これまたちゃんと機能していないのに加え、そもそも滑舌が悪い役者が多すぎます。ごく一部を除き、多くの役者は声はやたらでかいのに台詞がよく聞き取れない。結局、空回りするばかりで、舞台にパワーを与えることができていなかったと思います。
どうも意図したのは「より猥雑に、 より祝祭的に」「本気の茶番劇」というものだったようですが、残念ながら成功したとは言えないと思います。これを実現するためには、きわめて綿密な計算と目配りが必要です。イメージだけではどうにもなりません。結論としては、原作に忠実にそのままやった方が良かったのではないか、つまり、演出が原作に負けた、と言わざるを得ないと思います。
脚色・演出の上で唯一、評価できると思ったのは、キャタリーナとビアンカのキャラクターを変えたことです。『じゃじゃ馬ならし』は今の目で見ると強烈な女性蔑視の内容であり、現代において上演するのはかなり難しい演目ですが、姉妹のキャラクターをずらすことによって現代的な意味を与えることに成功していたと思います。特にキャタリーナが従順になっていくのが、飼い慣らされたからではなく「壊れていった」からだという解釈が可能な脚色はきわめて現代的だと思いました。
それだけに、なぜそこで止まってしまったのか、と残念でなりません。鳥居みゆきの演技は、ひいき目を差し引いても決して悪くなかっただけに、本当にもったいなかった。脚本を練り直してのリベンジを期待したいと思います。また鳥居みゆきファンとしては、彼女には一度、オーソドックスな演出のシェイクスピア劇、それも悲劇にチャレンジしてみて欲しい、と勝手に思っています。
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鳥居みゆき単独ライブ『狂宴封鎖的世界「シャングリ・ラ」』

Twitterでは相変わらず呟いていますが、ブログの方ではずいぶんとご無沙汰してしまいました。
今回、鳥居みゆき単独ライブ『狂宴封鎖的世界「シャングリ・ラ」』を見に行き、140字以内では到底書ききれないので、久々にこちらに書きます。

前々回の『狂宴封鎖的世界「再生」 [DVD]』、前回の『狂宴封鎖的世界「方舟」』では、多数の役者を使い、ほとんど演劇と言ってもいい舞台を作り上げていました。が、今回の「シャングリ・ラ」では、役者は最小限に抑えられ、鳥居みゆき自身のの一人コントがメインに据えられていました。その意味では『故 鳥居みゆき告別式~狂宴封鎖的世界』のスタイルに近いように思えます。しかし、過去の独立した一本ネタも多く含み、「ストーリー」と言うよりは「死」という「テーマ」にゆるく結びついたネタを散りばめたという感じの「告別式」と違い、今回は全てのネタが全体を貫くストーリーにぴったり沿って作られ、あくまでストーリーの一部になっています。もしかしたら鳥居みゆきは、演劇的な部分は残しつつ、一人コントという原点に戻ろうとしたのかも知れません。
それを踏まえて考えると、「シャングリ・ラ」は頭から尻尾まで「ひとり」ということにこだわっているようにも思えます。マグメルランドにひとり取り残される「みゆき」、マグメルランドが当初の狙いとは反対の方向へ進んでしまったことにひとり孤独感を深める創設者など。そして終盤、一度はマグメルランドから出たものの、外の世界に絶望し、ひとりなら争いも憎しみも起こらない、と再びマグメルランドという「箱庭」に戻っていく「みゆき」。そこには、わかりやすい「救い」はありません。あるのかも知れないし、ないのかも知れない。ちなみに、マグメルランドの元ネタ「Mag Mell」は「喜びの島」という意味で、これはケルト神話に出てくる死者の国のことです。
仮初めのおとぎの国を据え、虐げられた民の反抗という古典的な構造を設定した上で、さまざまな小ネタを山ほどぶち込んで笑わせつつ、人間というものの愚かしさを容赦なく抉りだしていく。やはり、鳥居みゆきの「笑い」は、エンターテインメントの皮をかぶった「純文学」なのだ、という感を再び強くしました。

ところで、今回の「シャングリ・ラ」、最初からDVD化が決定しているようで、会場で予約の受付をしていました。アマゾンでもすでに予約が開始されています。前回の「方舟」は、内容がヤバ過ぎて一時はDVD化が危ぶまれ、結局はネット直販オンリーということで落ち着きましたが、幸いなことにどうやら今回は通常の流通ルートに乗るようです。
発売日は今年12月17日の予定。皆さん、ぜひ買いましょう。僕も、一回しか見てないため見落としがかなりありそうなので、当然買おうと思います。
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tag : 芸人 お笑い 鳥居みゆき 狂宴封鎖的世界

「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第21回

先週金曜日、「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第21回が放送されました。
なんか今回はずっと音声が割れ気味でしたが、「東京奇人博覧会」のかなりヤバい裏話から始まり、いつもとはちょっと毛色の違う(でも確かに鳥居みゆきが好きそうな)心理テスト、そして勝ち抜き記録更新中のゲスト、メイプル超合金のコーナーへと無数のボケを挟みながら一気に駆け抜けましたね。というか「食った」という奇人博覧会出演女優って、ほんと、誰だったんでしょうねえ。これでかなり絞られたはずですが。私、気になります!←違う

チケット購入者向けのタイムシフトは、2013/05/10(金) 23:59:59まで視聴可能です。ってもうあと1時間もないけど(汗)。下のリンクからどうぞ。


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tag : 鳥居みゆき お笑い 芸人

「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第20回

先週金曜日、「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第20回が放送されました。
今回は、もうすぐ始まる東京ギロティン倶楽部第一回公演、鳥居みゆき原作・主演の「東京奇人博覧会」の出演者たちが大挙してやってきて、そこに勝ち抜き中のゲスト・メイプル超合金も加わり、まさに混乱の極み、阿鼻叫喚の地獄図絵が展開されました。それでもぎりぎりのところでコントロールが効いていて、番組としてちゃんと成立しているのだから凄い。鳥居みゆき&藤井ペイジのコンビだからこそできることでしょうね。まあ、地上波だったら放送事故レベルですけど。
いやあ、ニコ動に移ってからのハイタッチでも、本当にDVD出してほしいですね。

チケット購入者向けのタイムシフトは、2013/04/19(金) 23:59まで視聴可能です。下のリンクからどうぞ。


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鳥居みゆきDVD『狂宴封鎖的世界「方舟」』明日受付開始

すでにTwitterでも情報が飛び交っていますが、昨年行なわれた鳥居みゆきの単独ライブ『狂宴封鎖的世界「方舟」』のDVDの発売が決定し、いよいよ明日から予約受付が開始されます。
このDVD、コンテンツリーグのサイトからの直販のみです。つまり、一般の流通ルートでは販売できなかったということです。
まあ実際、このライブでは今の日本でタブーとされていることをがんがん笑いのめしていて、あとは天皇ネタぐらいしか残っていなかったんじゃないかという勢いだったわけですけど、かつて筒井康隆が喝破したとおり、実はタブーの多い社会ほど未開社会なのですね。そして、一般ルートに乗せられなかったというこの事実そのものが、日本社会の未熟さを如実に表わしているのです。
ただ、今はネットがあるので、こうして既存の仕組みを飛び越えて状況を打破することも可能になっているわけです。たぶん昔だったら出せなかったでしょう。まあ、鳥居さん自身はネット嫌いみたいですけど(笑)。
ともあれこのDVD、完全受注生産でセカンドプレス無しの可能性もあるので、ファンの方、そしてぬるいお笑いに飽き足らない毒の好きな方は、ぜひ予約しておくことをおすすめします。

鳥居みゆきDVD『狂宴封鎖的世界「方舟」』3月28日より購入受付開始!!

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tag : 鳥居みゆき お笑い 芸人 狂宴封鎖的世界

鳥居みゆき×ラブ守永「月経ライヴ」、1年ぶりに開催

日曜日の夜、鳥居みゆき×ラブ守永による「月経ライヴ」に行ってきました。1年ぶりの開催ですね。僕自身は前回は名古屋に赴任中で行けなかったので、1年以上ぶりということになります。
いやもう今回もオープニングムービーからラブさんの無修正×××らしきものが何度も映るわ、トークやネタでもホット過ぎて危ない話題はガンガン出るわ、相変わらず絶対にテレビではやれない内容でしたね。でも、どれだけ危ないネタを取り上げても、最後にはきちんと「笑い」に着地させるのだからやっぱり凄いです。あ、最後のコントは確かにラストがちょっとしずるっぽかったですねwww 他にも、最近どこか垢抜けてきたピンボケたろうがガチでダンスがうまいことがわかったりなど、いろんな発見もありました。
しかし鳥居さん、いつの間にか米と肉はすっかり克服したんですね。あと、あの銀のポポタンで本当にGETライブに出るのかな…?ちょっと楽しみ。

ロフトプラスワン入口 月経ライヴ フードメニュー
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tag : 鳥居みゆき お笑い 芸人 GETライブ

「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第19回

また間が空いてしまいましたが(汗)、先週「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第19回が放送されました。今回も安定の不安定さでしたね(笑)。芸人からいつの間に鳥居みゆきのジャーマネになっていた森田拓馬のネタも久しぶりに見られたし。2年ぐらい前のGETライブ以来かなあ。
今回のゲストは前回に引き続きメイプル超合金(カズレーザー&安藤なつ)。素晴らしかったですね。あと、この顔ぶれのおかげで、2,3年前のGETライブの企画コーナーを見ているような錯覚を覚えました。

チケット購入者向けのタイムシフト視聴は、2013/03/08(金) 23:59まで可能です。ってもうあと1時間半しかないけど(汗)。下のリンクからどうぞ。


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tag : 鳥居みゆき お笑い 芸人 鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ

鳥居みゆき、RAM WIRE「何度も」でPV初主演

前のエントリーでも触れたとおり、鳥居みゆきRAM WIREの「何度も」でPV初主演を果たしました。芸人モードは完全封印し、女優モードで素晴らしい演技を見せています。
また他にもTAIZOとドラピンポン安川亮介も出演しています。TAIZOさん、鳥居さんの単独に出てる時も思ったけど、演技うまいよなあ。
まあ、これ以上僕がうだうだ言うより実際に見たほうが早いでしょう。心して見よ!


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「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第18回

ふと気づいたら今年に入ってからまだブログを書いていませんでした(汗)。最近はどうしても短く書き飛ばせるTwitterがメインになってしまっていて、ついついこちらの更新が滞りがちです。すみません。

さて昨夜「鳥居みゆきの社交辞令でハイタッチ」@ニコジョッキー第18回が放送されました。今回も安定のカオス(って変な表現ですがw)でしたが、鳥居みゆきが主演していることが発表されたばかりの、RAM WIRE何度も』のPVもフルで流され、裏話も聞くことができました。あと、今回のゲストはメイプル超合金というコンビだったのですが、誰かと思ったら何とカズレーザーと安藤なつでした。この二人、いつの間にコンビ組んでたんだww 長らくGETライブに足を運んでいないせいか知りませんでした。でもむっちゃ面白かったです。

チケット購入者向けのタイムシフト視聴は、2013年2月8日(金)23:59まで可能です。以下のリンクからどうぞ。


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鳥居みゆきと愉快な仲間たち〜クリスマスキャロルが聞こえない〜

昨夜、笹塚ファクトリーで行なわれたライブ「鳥居みゆきと愉快な仲間たち〜クリスマスキャロルが聞こえない〜」を観てきました。これ、20日ほど前に突然チケットが発売されたもので、幸い取れたので行ってきたのでした。
いやあ、鳥居みゆきを筆頭に藤井ペイジ、ラブ守永、きーぽん、TAIZO、妹尾諒、新鮮なたまご、ドラピンポン安倍洋平、ピンボケたろうが入り乱れ、大のオトナが真剣に真面目に悪ふざけしまくるボリューム満点の爆笑ライブでしたね。ノリ的には月経ライブや以前PINKBIGPIGでやったライブに近いものがありました。つまりやりたい放題ということですw
今年は途中まで名古屋にいたせいもあり、鳥居さんのライブは夏にやった単独ライブしか見ることができてなかったので、僕にとってこれはまさに思わぬクリスマスプレゼントとなりました。
それにしても新鮮なたまごの坂下、TAIZOさんのケツに蹴りを入れた時の身のこなしが完全に経験者だったな。さすが元空手部の主将ww あ、あと鳥居千春さんも観に来てましたね(終演後に2回すれ違った)。

終演後、会場から出てきた鳥居さんと超久しぶりにちょこっとだけ言葉を交わしました。その際、とんてもない情報をお聞きしたのですが…まだ言っちゃまずいだろうな。たぶん近いうちにケバヤシさんあたりからアナウンスがあるでしょう。

そうそう、このライブの練習風景らしき映像を住田さんがYouTubeに上げていたので貼っておきます。これはひどいwww


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2012年ベスト盤大会@四ツ谷「いーぐる」

昨日、四ツ谷のジャズ喫茶「いーぐる」で開催された2012年ベスト盤大会に出てきました。
これは長年続いている年末恒例のイベントで、いーぐるで特集講演をしたことのある人がその年に発売されたCDの中からベストと思うものを紹介していくというものです。僕はもう何年も特集はやってないのですが、年末のこれだけは出させてもらっています。
今回僕が紹介したのはこちら。

"Autumn Drizzle" from YATAGARASU (Not Two Records)
Brötzmann/Satoh/Moriyama
Peter Brötzmann (as, ts, tarogato, B-flat cl)
佐藤允彦 (p)
森山威男 (ds)
2011年11月、ポーランドのクラコウでのライブを収録したライブ盤。昨今の風潮に真っ向から逆らうようなごりごりのフリージャズです。森山威男の叩きだす大波のようなグルーヴが地響きを立てる中で、ガツン、ガツンと楔を打ち込んでいくかのような佐藤允彦の音には、思わずのけぞってしまいそうになるほどの凄みがあります。全員とっくに還暦を越えているのですが、まったく枯れていません。
このCDはポーランドのマイナーレーベルから出ていて、日本では入手困難ですが、アマゾンからmp3ダウンロードで購入できます。CDの形で欲しい人は、海外のネットショップを探した方が早いと思います。ディスクユニオンには一瞬入荷したもののとっくに品切れで入荷未定、HMVのカタログにも一応ありますがやはり入荷の目途はついていないようなので。

その他、口頭で取り上げたCD(時間がなくて実際には言及できなかったものも含む)は以下のとおり。

Black Radio (Blue Note Records) - Robert Glasper Experiment
Radio Music Society (Telarc) - Esperanza Spalding
今年、あちこちで喧々諤々の議論を巻き起こした2作。僕自身は、Miles Davisの死後、ジャズとクラブ・ミュージックやヒップホップとのクロスオーバーのほとんどがクラブ→ジャズの向きだったのが、ようやくジャズ→クラブの向きで本格的な動きが出てきた、ということで評価しています。いみじくもグラスパーのCDにも参加しているErykah Baduなどを聴いて育った世代のアフリカン・アメリカンでないと作れない音楽なのかな、とも思います。また、Erykah Baduが出てきた同じ頃にNYのブロードウェイで大ヒットしロングランとなったBring in 'da Noise, Bring in 'da Funkというミュージカルがあるのですが、この作品はストリートの影響を受けた新しいタップダンスを用いて、ブルースからヒップホップまでアフリカン・アメリカンの音楽を総括するというテーマを持っていました。もしかしたらこのへんも何か影響を与えているかも知れません。

SECOND REPORT FROM IRON MOUNTAIN USA (Impulse) - DCPRG
ジャズ→クラブの向きで音楽を作ってきた数少ない例外、DCPRGのImpulse移籍後の初スタジオ録音。注目すべき点は、おそらくジャズに初めてボーカロイドを導入したことでしょう。いずれ誰かがやるだろうな、とは思っていましたし(ニコニコ動画ではアマチュアの人たちがすでにやってましたし)、最初にやったのがDCPRGだというのも納得です。敢えてあまり調教していないように聴こえるのは、異物感とカオス感を加えるためでしょうか。ジャズにボカロを入れるという発想は、上記の2枚とは逆にアメリカでは絶対に出てこない、日本ならではの発想だと思います。

アニメ「坂道のアポロン」オリジナル・サウンドトラック (ERJ)
ノイタミナ枠で放映されたアニメ「坂道のアポロン」のサウンドトラック。作品そのものは特に目新しいところのない、むしろ古風でベタなものでしたが、演奏シーン(特に文化祭でのデュオ)はアニメの歴史に残るかも。これでジャズに興味を持った人は少なくないのではないでしょうか。なお、当日は紹介しませんでしたが、海外ではRasmus Faberのように日本のアニメソングをジャズにするプロジェクトを何年も続けている人もおり(こういう発想もアメリカでは絶対に出てこないでしょう)、日本発のジャズを考える時、ボカロも含めてこういういわゆる「オタク」文化についても同時代の文化として偏見を持つことなく視界に入れていくことが必要だという気がしています。ちなみに、Rasmus Faberがよく取り上げている菅野よう子は、海外でも評価の高い「攻殻機動隊」(TVシリーズ)や「カウボーイビバップ」、そしてこの「坂道のアポロン」で音楽を担当しています。

山下洋輔トリオ (SUPER FUJI DISCS) - 山下洋輔
1973年に発売された旧譜の再発で、時期的にはサックスが坂田明に交代したばかりの頃か。いわゆるツートラサンパチのオープンリール・テープとして発売された幻の作品で、僕も存在は知っていたものの現物を見たことがありませんでした。それがこのたびCDとして再発されたのは実にありがたいことです。
音質がむちゃくちゃ良くて、特に(上記のYATAGARASUでも叩いている)森山威男のドラムの音がすごくリアルです。YATAGARASUのような音楽が平気な人ならおすすめ。

ベスト盤大会の後はこれも恒例の忘年会に参加。寿司やら鍋やらを食い倒し、音楽やその他文化全般について喋り倒し、心地よい疲労感とともにほぼ終電で帰宅しました。

さて、来年はどんなジャズが出てくるのでしょうか。楽しみです。
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tag : ジャズ 森山威男 佐藤允彦 ペーター・ブロッツマン

プロフィール

ぶる

Author:ぶる
大学時代にアメリカのど田舎に留学し、ジャズを中心にあらゆる音楽を聴き、酒と煙草と本と香水とNYと南フロリダとブルックス・ブラザーズと前のめりなお笑いを愛し(ただし最近ちょっと酒のほうは弱くなってきたかも)ある時は会社員、ある時はドラマー、ある時は音楽評論家、ある時は翻訳家といろいろな顔を持つ♂です。

太古の昔、パソコン通信の時代から「ぶる」というHNで活動しています。

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