本当に出るのかどうか疑問視されていたTony Williamsこれは、Tonyが1985年から1991年にかけてブルーノートに録音したスタジオ盤アルバム5枚を、再発専門のレーベルであるMosaic Recordsが3枚のCDにまとめたものである。これらのアルバムは、1997年の彼の急死(医療ミスによるものと広く信じられている)、そしてその後の遺族による不可解な再プレス拒否のために長らく入手不能の状態が続いていた。LPレコードはともかく、CDのほうはeBayあたりではここ2,3年ほどレア盤に近い扱いで、特に『Civilization
Tonyがその51年という短い生涯で最後に持ったレギュラー・バンドの音楽が、ようやく再び普通に聴けるようになる。とは言え、どうやら数量限定のようなので、欲しい人は見かけたらすぐ購入したほうがいいだろう。このチャンスを逃すと、この次はいつになるかわからないのだから。
再発と言えば、森山威男
森山威男
今日、早稲田大学井深大記念ホールでおこなわれた日本ペンクラブのシンポジウム『現代における作家とは何か- 売れなければ作家じゃないのか? -』に相方といっしょに行ってきました。まあ何とも凄いサブタイトルですが、案の定と言うか何と言うか、パネリストの間の話は噛み合わず、ただそれぞれが好き勝手なことを言い散らすだけで、話は拡散する一方でした。そんな中で筒井康隆
午後4時半ごろにシンポジウムが終わった後、筒井さんおよび友人知人たち(わざわざ名古屋から駆けつけた人もいました)とともにリーガロイヤルホテル東京のガーデンラウンジに移動。コーヒーを飲みながら筒井さんを囲み、シンポジウム関係の話やバカ話、裏話に花を咲かせ、実に楽しい時間を過ごしました。いったいどんなことが話されたのかというと(以下350行自主規制)
その後筒井さんはタクシーで帰宅。残ったメンバーの一部はさらに高田馬場の居酒屋「鳥やす」に流れ、筒井さん周辺の濃ゆい話題で大いに盛り上がり、午後7時過ぎに解散したのでした。
筒井さんはもう70歳を超え、小説家として活動を始めてから45年以上になりますが、今年も彼の小説『日本以外全部沈没
特集のときは、CDをかけたり、自前のボンゴを持ち込んで実際に音を出したりして説明できたのだが、文章で書くとなるとその手が使えないのだ。
CDからwaveファイルとして一部を切り出してサイトにアップするとか、自分でボンゴなりジャンベなりで叩いて、それこそ買ったばかりのRoland Edirol R-09で録ってアップしてもいいのかも知れないが、CDだと著作権の問題があり、自分で録音すると下手さがバレてしまうという問題がある(笑)。
ならば譜面で、ということになるが、スキャナーで既存の譜面を読み込んだりサイトから譜面イメージを拝借してきたりして使うと、これもまた著作権の問題がある。それにMIDIソフトも電子ドラムも持っていない(そもそも、電子ドラムを買ったとしても、自宅マンションではとてもじゃないが叩けない)。
理想を言えば、Windows XP対応で、PCのキーボードをドラムパッド化して、叩いた音を譜面(ドラム譜ならなお良し)に起こしてくれるような簡単なソフトがあれば最高なのだが、どこかにないものだろうか…?
さて、ちょうどいいタイミングで新宿ピットインに森山威男のライブを聴きにいく機会があったので、R-09を持ち込んで録音してみた(森山さん了承済)。
マイクは内蔵のコンデンサ・マイクを使用した。設定は、Low Cutはオフ、マイクゲインはLow。ビットレート、サンプル周波数はそれぞれ最高値の24ビット、48kHzとした。録音レベルは、本当なら演奏の音量に応じて手動で細かく調整したほうがいいのだろうが、R-09にはリモコンの類がないためレベル調整は本体のボタンでおこなわなければならず、録音中に操作するとどうしても擦れノイズが入ってしまうので、やむなくAGC(Auto Gain Control)をオンにして自動調整とした。
帰宅してから実際に音を聴いてみると、当然のことながらやはり以前使っていたMDに比べると格段に音がいい。ライドシンバルのping音もきれいに録れているし、ベースの重低音もしっかり入っていて音に厚みがある。ステレオ感や定位も悪くなく、真ん中だけぽっこり抜けるというような「中抜け」もない。この内蔵マイク、意外と悪くないようである。また、AGCもおおむねうまく動作していた。アクセントでスネアをオープン・リムショットで強打するときだけリミッターが効いてちょっと音が引っ込む感じになっていたが、なにしろ森山威男といえば世界に名だたる轟音ドラマーであり、彼の「強打」は下手なロック・ドラマーよりよっぽど大音量なので、これは致し方のないところだろう。
総合的に見て、R-09はたいへんコスト・パフォーマンスの高いすぐれたレコーダーだと思う。何十万円もつぎ込んで音質を追求するような本格的生録マニアには向かないだろうが、一般的には充分に「高音質」と言って差し支えない性能を持っている。小さくて軽いため(電池が入っていない状態だと、かえって不安感をおぼえるくらいに軽い)持ち運びにも便利である。内蔵マイクを使えば、簡単なセットアップですぐ録音を開始できる。
手軽にガシガシ高音質の録音をしたいという人にとっては、R-09は現時点で最適のレコーダーではないかと思う。
テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽
会社の帰りに久しぶりに神保町に立ち寄った。ここの書店はみんな閉まるのが早いので(三省堂がようやく数年前に午後8時まで営業するようになった)どうしてもつい渋谷あたりで本を買ってしまうことが多いのだが、やっぱりこの街の雰囲気は独特で、ときどき寄ってみたくなるのだ。それで開いている本屋をまわっていたら、佐藤亜紀の新刊『小説のストラテジー』が店頭に並んでいたのでさっそく購入。帰りの電車の中でさっそく読みはじめたが、面白い面白い。まあ面白いとは言っても、なにしろ佐藤亜紀であるから当然のことながらすいすいと軽く読み飛ばせるという類の本ではない。ましてこれは文学評論の本なので、小説を読むときのようにストーリーによる推進力を利用することもできない。論理的に理解しながら読むしかないのだ。・・・とは言いつつも、彼女の文章そのもののキレと華麗さ、それに議論の構築の美しさを愛でるという楽しみもあるのだが。時間をかけて、じっくりと読み進めて行こうと思う。僕自身の音楽評論の仕事にも参考になるかも知れない。いま、自分が音楽評論を書くうえでの立ち位置や視点、手法について少し迷っているところだからだ。
それにしても、彼女のblogでも触れられている坂東眞砂子氏の猫殺し問題だが、これは炎上直後に某氏の日記へのコメントでも書いたのだが、なぜ坂東氏は虚構の中じゃなくて実際にやってしまったのだろう。いや、百歩譲って本当に殺してしまったとしても(僕はその行為を肯定しているわけではない。念のため)なぜそれを小説ではなく、エッセイの形で発表したのだろう。そのあたりが僕にはいまだによくわからないのだ。
先週買ってきたRolandのEdirol R-09だが、このあいだ、打ち合わせの会話を録音するのに使用した。音楽ではないので形式はmp3、ビット・レートは128kbpsと音質はかなり落とした。しかも、バッグの外ポケットに入れ、内蔵マイクのある頭の部分のみわずかに出して録るというある意味隠し録りだったのだが(理由は秘密。別に危険とか犯罪とかそういうのではないのでご心配なく)帰ってきて再生してみると思っていたよりはるかによく録れていて感心した。ボイス・レコーダーとしては充分すぎるほどである。まあさすがに3万円以上するだけのことはある。このように、会話や会議などを録音する場合は、そのままむき出しでポケットに入れるなり机上に置くなりすればいいだろう。しかし、音楽を録るとなると話が変わってくる。机や床からの振動や擦れによるノイズをマイクが拾ってしまうのを防ぐために、スタンドの類が必要になるのだ。そこで今日、ふたたび秋葉原に行ってきた。
R-09本体にはスタンドや三脚の取り付けネジはついていない。したがって、選択肢としてはRoland純正のOP-R09Cという、ソフトケースとミニ三脚がセットになったものぐらいしかない。外付けのマイクを使えば本体にはスタンドは必要ないが、とりあえずは内蔵マイクで様子を見たいので、その純正ものを買ってきた。
帰宅してさっそく箱を開けてみた。ミニ三脚は本当に小さくて、新宿ピットインあたりでテーブルの上に置いて使うにはまあ充分と言った程度か。ソフトケースは黒色で、合成皮革製。背面に三脚用のネジ穴金具があり、そしてちょうどそれを覆うようなかたちで、スナップで留めるタイプのベルト通しが付いている。ディスプレイ、正面および側面のスイッチ・端子類、あと内蔵マイクのところが開いているが、背面と底面は完全にふさがっているので、背面のスイッチ類を操作するときや、SDカード・電池を出し入れするときにはケースから出す必要がある。
R-09本体をソフトケースに入れ、ミニ三脚を取りつけてみた。ベルト通しのスナップをはずしてネジ穴を露出させ、そこに三脚を固定。三脚の脚を最大に開いて、自宅のテーブルの上に置いてみた。まあ、よほど揺らしたりしなければ倒れることはなさそうだ。ただ、ベルト通しがぶらぶらと手持ち無沙汰にぶら下がっていて、悪いことにそのスナップの金具部分が三脚に当たってしまっている。振動を与えるとチャリチャリと雑音が発生する。これは何とかしなければならない。三脚を使うメリットがなくなってしまうからだ。いろいろ試してみた結果、くるっと丸めてベルト通しの取り付け金具の輪の間に押し込むと音がしなくなることがわかった。ただしこれも微妙な加減が必要で、深く押し込んでしまうと「遊び」ができてしまって揺れやすくなり、やはり雑音が出てしまう。揺れを止めることが肝心である。かと言って浅すぎると今度はすぐ抜けてしまうのでこれも良くない。ベルト通しに、丸めて固定するためのスナップがもう1個ついているとありがたいのだが。このスナップ、遊んでいる状態ではチャリチャリと音が発生するが、留まっている状態なら音はしないからだ。
さて、来週末はいよいよR-09を使ってはじめてライブを録る予定(これは隠し録りではない。念のため)。楽しみである。
テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽













